痛みについて 3
陽光堂鍼灸院の斎藤です。
続きです。
それぞれどういう内容なのか、ということをお伝えします。
1・続き身体の中の流れ(血流など)が悪くなっている。(経絡病)
というのは、よくある捻るとか、挫いたりとか、ぶつけたりとか…。外からの力が加わって起こる症状としてとらえています。この場合には、症状の場所だけ異常があるようなことが多いです。初期のうちは・・・。
血流なんかが悪くなっていますので、それを流れやすくしてあげるほうが、良い方向に向かいます。炎症が起こっているようなときは、冷やしてあげるのも大事です。炎症が治まった後に、血流などよくなるようにしていきます。
具体的な治療の方針としては、鍼灸では、手足の指先などに反応が出ることが多いので、それでどの経絡かを診ます。その経絡に応じた場所に「はり」をすることが多いです。痛いところでもいいんですが、それだけではなく、足とか腕にも取るのがポイントです。現物にハリをするよりも、安全に治療ができます。
漢方薬の処方なら、まずは、「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」が第一候補です。(しっかり診察しないと確定できませんが・・・)
※ ここでご紹介しているのは、必ずこれでないといけない、ということではありません。一つの考え方であり、少しでも良くなる確率を上げようとしている手法です。
鍼灸は、ただやればいいというものでもなく、そこにはウデの違いも大きく左右されます。術者によるところもが、非常に大きいです。
いいウデの鍼灸師、探してください。(笑)
それから、ここでは漢方薬の紹介をしていますが、私は「登録販売者」という資格をもってます。なので、薬の紹介も可能です。
では、また次回お目にかかります。
ご自愛ください。
斎藤隆行 拝