痛みについて 2
こんにちは。
陽光堂鍼灸院の斎藤です。
続き・・・
「身体そのものの損傷ではない」というのは、たとえば腰痛なら、「腰が傷んでいるだけではない」と、いったとらえ方のことを言っています。
傷む場所だけが不調になってる、ということもあるけれど、そうでないことも多いものです。」
鍼灸師や、漢方薬を処方する者の考え方として、「痛み」については、次のような分類があります。(すべての鍼灸師に共通というわけでもないですが)
ちょっと、紹介します。
1 身体の中の流れ(血流など)が悪くなっている。(経絡)
2 内蔵の不調によるもの。(臓腑病)
3 内蔵の不調が、身体の中の流れを悪くさせている。(臓腑・経絡病)
4 外からの影響で(冷えや湿気)、身体の中の流れが悪くなる。(痺証)
このように分けていきます。
なぜ分けるかというと、使うツボが違ったり、漢方薬の処方が変わるからです。
次回は、どうやって分けていくか、ご紹介します。
ご自愛ください。
斎藤隆行 拝