痛みについて 12
こんにちは。
陽光堂鍼灸院の斎藤です。
つづき・・・
こうしてみると、「いたいな~」と感じるところをどのように対処するのがよいのかというのは、原因をしっかり特定する必要があるんですね。
昔の人は、そんなことを見抜いていて、いろいろ分類をしてくれています。
私は、その分類法をありがたく頂戴しているわけなのです。
それにしても、21世紀は「ストレスの時代」なんて言われています。
けど、ストレスが病気の原因になるなんて言うのは、すでに江戸時代から言われていることです。
もっとさかのぼれば、前漢時代の鍼灸の本にも、早くも出てくるんです。
すごいですね。
東洋医学は、現代医学の先取りをしています。
なので、これまでお知らせしてきたような分類をしているのですね。
それにしても、さらさらっとお伝えしてしまってますが、痛みは、本当にわからないですね。
ある、脳外科の先生は「痛みというのは、あなたにしかわからないんだ・・・。」と、おっしゃいました。
私が事故に遭って行った病院だったのですが、ちょっとびっくりしましたね。
それを治すために、医者に行っていたわけで。
結局、「痛みは治せないんだ」ということだったのか、「痛いんだろうけど、程度がこっちにはわからない」ということなのか、真意は不明です。
でもですね。
痛みに共感することは、できるんじゃないかなと。
それだけでも、痛みの程度が変化することだって、あり得ますよね。
こころの問題も含まれるとすれば。
とっても、大事なような気がします。
鍼をするとか、バキバキ整体するとか、それ以前の治療も大切ですね。
では、ご自愛くださいませ。
陽光堂鍼灸院
斎藤隆行 拝